NENE's storeと学ぶボーダーコリー図鑑🤍
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はじめに
こんにちは。NENE's storeの菊三郎です。
まっすぐにこちらを見つめる瞳と、軽やかに走る姿が印象的なボーダー・コリー。家族の声に耳を傾け、一緒に何かをすることを楽しむ姿も、この犬種の魅力です。
一方、暮らしていると「ブラッシングしたのに、内側に毛のかたまりが残っていた」「胸元やしっぽだけ、すぐに絡まってしまう」と感じることはありませんか。
今回は、ボーダー・コリーの歴史や性格をひもときながら、被毛の特徴と、その子に合ったお手入れのコツをご紹介します。
この記事の目次
- ボーダー・コリーってどんな犬?
- 性格は?
- 体格・暮らしの特徴
- 毛質|長毛でも短毛でもダブルコート
- ブラッシングのお悩み
- おすすめのSHARR(シャルル)の使い方
- 特にチェックしたい場所
- ブラッシング頻度は?
- ボーダー・コリーとの毎日を、もっと心地よく
1. ボーダー・コリーってどんな犬?国境の牧場で育まれた歴史
ボーダー・コリーは、イギリス原産の牧羊犬です。イングランドとスコットランドの境界地方で発展し、「ボーダー」という名前にも、国境・境界という意味が込められています。
広い牧草地で羊を誘導する仕事には、走り続ける体力に加え、羊の動きを読み、人の合図に応じて行動する力が必要でした。見た目以上に働く能力が重視されてきた歴史が、現在の優れた学習能力や集中力につながっています。
遊びのなかで人の次の動きを待ったり、新しい合図を覚えることを楽しんだり。その姿には、人と力を合わせて働いてきたルーツが感じられます。

2. ボーダー・コリーの性格は?
一般に、ボーダー・コリーは活発で、学ぶことへの意欲が高い犬種です。身体を動かすだけでなく、合図に応じて動く遊びや、においを使って探す遊びなど、頭を使う時間も大切になります。
また、牧羊犬としての性質から、走る人や動くものを追いかけようとすることがあります。散歩では周囲との距離を取り、安全に過ごせる環境を整えてあげましょう。
もちろん、性格は一頭一頭違います。初めての道具に慎重なお子さまには、ブラシを見せる、身体に軽く触れるといった小さな段階から。覚えるのが得意な子でも、ケアを受け入れるペースはその子に合わせてあげたいですね。
3. ボーダー・コリーの体格・暮らしの特徴
ボーダー・コリーは、しなやかで運動能力の高い中型犬です。身体を動かす機会と、考えながら取り組める活動を、年齢や体調に合わせて取り入れましょう。
例えば、散歩の途中で簡単な合図を練習したり、室内でおもちゃを探してもらったり。遊びを終えたあとは、静かに休める場所も用意してあげてください。
草の上で遊んだ日は、耳の後ろ、脇、脚の飾り毛に草の実や小枝が付いていないか確認を。濡れたり汚れたりした部分は、そのままにせず状態を整えてからケアしましょう。外遊びのあとのひと手間が、絡まりに早く気づくきっかけになります。
4. ボーダー・コリーの毛質|長毛でも短毛でもダブルコート
ボーダー・コリーには、被毛が長めのタイプと、短いスムースのタイプがあります。どちらも、しっかりした上毛と、柔らかく密な下毛を持つダブルコートです。長めのタイプでは、首まわりや後ろ脚、しっぽなどに豊かな毛が見られます。
オーバーコート(上毛)
外側を覆う、比較的しっかりした毛です。水分などの外からの影響から身体を守る役割があり、ボーダー・コリーらしい毛並みをつくります。
アンダーコート(下毛)
上毛の内側にある、柔らかく密な毛です。保温などに役立ちますが、抜けた毛が残っていないか、内側まで確認してあげましょう。
毛の長さや手触り、密度、抜け毛の量は一頭ごとに異なります。「ボーダー・コリーだから、この道具」と決めず、毛を少し分けて実際の状態を確かめましょう。
季節の変わり目には下毛の抜け毛が増えることがあります。ただし、換毛の時期や量は暮らす環境によっても変わります。時期だけで判断せず、いつもより抜け毛が増えていないかを目安にしてください。

5. ボーダー・コリーのブラッシングのお悩み
表面は整っているのに、内側に抜け毛が残る
上毛の下に密な下毛があるため、表面だけをとかしていると、内側に残った抜け毛を見逃すことがあります。毛を少量ずつ分けて、根元付近まで確認することがポイントです。
耳の後ろや脇、飾り毛が絡まる
耳の後ろや脇は毛がこすれやすく、もつれを確認したい場所です。胸元、脚、しっぽの長い毛も、毛先までひと続きに引っ張らず、少しずつ整えていきましょう。
全身を終える前に、嫌がってしまう
毎回すべてを仕上げようとすると、お子さまにも飼い主さまにも負担になることがあります。「今日は胸元まで」など、部位を区切る方法もおすすめです。顔を背けたり離れようとしたりしたら、一度休憩を。嫌がる場所に痛みや皮膚の異常がないかも確認しましょう。
6. ボーダー・コリーにおすすめのSHARR(シャルル)の使い方
STEP 1|まずは手で、身体と被毛の状態を確認する
いきなりブラシを入れず、手で身体に触れながら、もつれ、抜け毛のかたまり、草の実、汚れなどを確認します。特に、耳の後ろ、脇、胸元、後ろ脚の内側・付け根、しっぽの付け根を丁寧に見てあげましょう。
長い毛は指で少し分け、表面だけでなく根元付近も確認します。赤みや傷、触ると痛がる様子があれば、その場所のブラッシングは中止して獣医師へ相談してください。
必要なときだけ、併用道具で下準備
SHARR(シャルル)のピン側は毛並みを整える工程に、猪毛側は被毛の表面を整える仕上げに使います。下毛が多く残っているときや、もつれがあるときは、目的に合った道具を併用しましょう。
| 道具 | 使う目的とSHARR(シャルル)との役割の違い | 使うタイミング・注意点 |
|---|---|---|
| スリッカーブラシ | 軽いもつれや、密な部分の浮いた抜け毛を整える | 手で確認したあと、必要な部位だけ。毛先から小さく動かし、皮膚をこすらない。固い毛玉を無理にほぐさない。 |
| アンダーコートレーキ | 内側にたまった、自然に抜けた下毛を取り除く | もつれを解消してから、下毛が多い部分に必要に応じて使用。被毛に合った歯の長さを選び、押し付けたり同じ場所を繰り返しとかしたりしない。 |
| 金属コーム | 根元付近にもつれや抜け毛が残っていないか確認する | 下準備の確認に使用。少量の毛を取り、毛先から確認範囲を広げる。引っ掛かったら止めて、その部分を確認する。 |
レーキは、金属のピンで下毛をとかすタイプと、刃で毛を切る構造の道具を区別して選びましょう。ここでは、毛を切らずに抜けた下毛をとかすタイプを想定しています。選び方や使い方に迷うときは、実際の毛質をトリマーに見てもらうと安心です。
すべての道具を毎回使う必要はありません。もつれがなく、下毛もたまっていなければ、下準備を省いて構いません。皮膚に密着した毛玉や広い範囲の絡まりは、引っ張ったり自分ではさみを入れたりせず、トリマーに相談しましょう。
STEP 2|14金メッキピン側で、部位ごとにやさしく
下準備ができたら、SHARR(シャルル)の14金メッキピン側を使い、毛流れに沿ってやさしくブラッシングします。
背中や身体の側面は、毛を少量ずつ分けてとかします。胸元、脚、しっぽの飾り毛は、片手で毛の根元側を支え、毛先から少しずつ整えましょう。引っ掛かりがなければ、徐々に根元側へ確認する範囲を広げます。
短毛のお子さまは、長い飾り毛のある子と同じ工程を無理に行う必要はありません。毛の長さに合う動かし方で、軽くとかしてください。抵抗を感じたら、力を強めず手で状態を確認しましょう。
STEP 3|猪毛側で、表面の毛並みを整える
最後に、猪毛側で毛流れに沿って、撫でるようにブラッシングします。背中から身体の側面、胸元などを、軽い力で整えてあげてください。
猪毛側は仕上げのための面です。内側のもつれや、たまった下毛を取り除く工程の代わりにはならないため、気になる部分は先に確認しておきましょう。
お手入れの流れ
手で確認 → 必要に応じてもつれ・下毛をケア → 金属コームで確認 → SHARR(シャルル)の14金メッキピン側 → 猪毛側で仕上げ
7. ボーダー・コリーで特にチェックしたい場所
耳の後ろ
毛が重なり、もつれを見逃しやすい場所です。耳を強く引かず、指で少しずつ毛を分けて、根元付近を確かめます。
脇・胸元
脇は動くたびに毛がこすれやすく、胸元は長い毛が重なる場所です。ハーネスが当たる部分も一緒に確認しましょう。胸元の飾り毛は、毛先から少しずつ整えてください。
後ろ脚の内側・付け根
毛が重なりやすく、散歩の汚れも付きやすい場所です。脚を無理に持ち上げず、お子さまが楽に過ごせる姿勢で、小さな範囲ずつ確認します。
しっぽの付け根・飾り毛
付け根は毛の密度に、長い飾り毛は毛先の絡まりに気を配りましょう。しっぽを引っ張らず、片手で毛の根元側を支えて整えます。

8. ボーダー・コリーのブラッシング頻度は?
全身のブラッシングは週1〜2回をひとつの目安に、毛量や絡まりやすさに合わせて調整します。抜け毛が増える時期は毎日、短い時間に分けてケアする方法もあります。
それとは別に、耳の後ろや脇などは日々のスキンシップで確認を。回数をこなすことよりも、もつれを小さなうちに見つけ、お子さまが無理なく受けられることを大切にしてください。
9. ボーダー・コリーとの毎日を、もっと心地よく
人と力を合わせて働いてきたボーダー・コリー。その歴史を知ると、一緒に遊び、考える時間が、この犬種にとって大切なことが見えてきます。
被毛のお手入れも、表面と下毛、身体の広い部分と飾り毛を、それぞれ見てあげることから。今日の毛並みを手で確かめるだけでも、「うちの子」に必要なケアへの理解が深まります。
必要に応じて道具を使い分けながら、SHARR(シャルル)でやさしく毛並みを整えるひとときを、お子さまとのコミュニケーションの時間にしていただけたらうれしいです。
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